HHKB Studioをレンタルし、Studioの魅力に触れ、キーボードに悩む

個人のメインキーボードはHHKB Professional HYBRID Type-Sを使っている。他のキーボードに浮気することももちろんあるのだが、なんだかんだHHKBに帰ってきている。

HHKBを使っているわけなので、やはりHHKBの最高峰であるHHKB Studioへの興味も長らくあった。しかし、値段の高さと多機能さ、特にポインティングデバイスへの抵抗感が強くあり手を出せずにいた。

そんな中、仕事ではthinkpadのキーボードを使う機会が増えており、結果ポインティングデバイスを使い続けた結果、抵抗感がかなり薄れた。どちらかといえば、あれば便利という感覚にもなっており、じゃあ個人のキーボードもHHKB Studioにしたほうが良いかも!っということで

"hhkb studioとhhkb hybridの画像"

HHKB studioをレンタルした。

レンタルすると購入時にその分の値引きがある

HHKB Studioのレンタルの良いところは、2週間分のレンタル代を購入時に定価から値引きしてもらえるところにある(2026年7月時点)。もちろん、HHKB Studioはセールになることもあるので、その場合はレンタル分を値引きできない。買うのが決まっているならセールで買ってしまうのが一番安い。多少損しても迷いがあるならレンタルは良い手段だと思う。

いきなり買うには勇気がいる値段だったのでまずはレンタルで様子を見ることにした。

とても良い打感

従来のHHKBとの大きな違いは、従来のHHKBが静電容量無接点方式に対してStudioがメカニカルキーボードであること。個人的には静音性が高くないメカニカル、カチャカチャしたものは好きではないので気になっていた部分でもあった。

打ってみた結果は、素晴らしいの一言だった。まずキーの押し心地がとても心地よい。また、キーを押している音はするがその他のカチャカチャ音がほとんどしない。想像以上に打ちやすい、今後のHHKBはこっちを主軸にした方が良いのではと感じるほど。繰り返しになるがキーを押すときのブレのなさと、押した時の打感はとても気持ちが良く、StudioのあとにHHKB Type-Sのキーを押すと、カチャカチャする感じがきになってしまった

HHKBのType-Sでは、自分のキーの触り方や押し方だとキーを押した音以外にカチャッってなる感じがどうしてもあった。音の性質が違う(Type-Sは高音でStudioは低音)ものの、静音性という意味だとStudioの方が強そうではある。

ただ、一般的なキーボードが出さない高級な音ではあるので、静かとはいっても近くに人がいた時に気になる音はどちらか?と言われるとHHKB Studioかもしれない。聞き慣れない音の方が耳につく。音の好みの問題はあるがメカニカルキーボードの一般的な印象とは全く違った音だと思う。

ジェスチャーパッド

全く使わなかった。

マウス操作

ほぼ使わなかった。thinkpadではかなり使っていたのでこれは自分でも不思議だったが、思い返してみると仕事ではthinkpadのキーボード使うときはマウスがなく、ないから仕方なく使っているだけだった。そういうわけで機能を十分に使ったレビューにはなっていないと思う。

HHKB Studioのポインティングデバイスやマウスの操作感は、個人的にはthinkdpadと比較して遜色なく、高級感はこちらの方があると思った。ただ、これはthinkpad同様だがあくまでも簡易的なマウス操作をキーボードからできるというものなので、マウスやMacのトラックパッドの快適さとはさすがに比較できないものかなとも思う。studioの慣れ次第かもしれないがthinkpadのキーボードを9か月くらい使った感想はこれ。

また、簡易的なマウス操作であった場合、特にコーディング関連であればマウスではなくキーボードショートカットを中心に使うわけなので、仕事と比較して家で出番が減るのもしょうがない。ブラウザとterminal操作が多いか、いろいろなアプリケーションを触るかで印象は大きく変わりそうである。

気になったのは通常のキーの押し心地と比較してマウスのクリック部分に関しては音が大きく感じてそんなに気持ち良くもなかった。

慣れないとポインティングデバイスが邪魔

通常のキー入力時にポインティングデバイスに指が触れてしまうことがあり、素材感がキーキャップと全然違うので不意に触れてしまうときの気持ち悪さがあった。

特にvimバインドだとHキーはかなり触るキーなのでぶつかる頻度が高かった。慣れてきたらぶつかる頻度は減ると思われるが、2週間使ったくらいだと不意に触ってしまったときの気持ち悪さが払拭できなかった。

高級感

高いだけのことはある、存在感と素材が使われているように感じた。重いので持ち運びは従来のHHKB比較で厳しいが、これくらいどっしりしている方がこのキーボードは良い気がする

まとめ

とても良いキーボードだった。高頻度で持ち運ぶことがない前提かつ、HHKB Hybrid Type-Sを所持していない状態だったら、このままレンタル終了と同時にStudioを購入したと思う。打感に関する満足度が高く、無線も有線接続も可能、電力もケーブル給電と電池どちらでもいけるので突然電池無くなって使えなくなるような自体になりにくい。珍しい機能が多いので、カスタマイズして使いたい人にとって面白いキーボードであると思う。

ただ、HHKB持っているのもあり購入は即決できず保留することにした。上記で書いた通りポインティングデバイスと各種便利機能を使っておらず、そもそもの趣向として、カスタマイズは物理的なキーでなんとかするよりは、キーボードショートカットで解決したい方である。なので、キーボードにわたしが求めているのは、多機能ではなくキーボードにしかできないことを高い次元でやってくれるものなのだなと今回改めて感じた。打感や接続に対して文句ないのだが、それ以外の機能がいるかなぁと感じたしまった部分が大きい。

とはいえ、購入を悩んでいるのも事実あり、悩むくらいにキーの押し心地や音が良いのだ。めっちゃ欲しい、このキーボードが手元からなくなってしまうのか…という気持ちがどうしてもある。

ただ、自分にとって明確にこれが最高とも言えない。欲しかったのは、HHKBのキー配列と静電容量無接点方式を超えたキータッチを持つキーボード。これがStudioにしかできないのであればStudioなのだが、ポインティングデバイスや各種機能を廃したメカニカルキーボードで達成可能なのでは?という疑問が正直出た。

だいぶ寄り道になる可能性はあるが、Studio購入の前に、まずは60%〜75%くらいのメカニカルキーボードを試してみる方が良いかなと思った。そうすることによって、今回は理解できなかったStudioのポテンシャルをより知れる可能性はある。まあ来週には気持ちが変わってstudioを買っている可能性もあるし、どっちも買って沼に嵌っている可能性もある。

久しぶりに購入を悩むようなキーボードを買わずして使えた。それだけで今回は良い収穫だったと思う